2013年10月31日木曜日

自分を見つめて(6年・キャリア教育)

10月22日(火)の学校公開の際に
6年生のキャリア教育の授業が行われました。
低学年の保護者も授業を見学することが出来る
よい機会だったと思います。
桃五小では、例年さまざまな職業の方々に
ゲストティーチャーとしてお越しいただいて、
子どもの時の夢や、仕事の内容、苦労話等について
児童にお話しいただいています。


  
授業の前にゲストティーチャーの方々にバイオリン演奏・ダンスを披露していただきました。

  

  

  



華やかなようでいて大変な苦労のある仕事のことや
天候に左右されやすい商売についてや
職種によっては試験を受けて資格を取らないといけないことなどをお聞きし
みんな真剣にメモを取っていました。

「若さはそれだけで武器、時間はあるよ」
というアドバイスをしてくださった方もいらっしゃいました。
失敗しても、それがすべてじゃない、まだいくらでもやり直せるよ、
いろんな道があるよ、という言葉は、これから先
さまざまな場面で思い出してもらえるといいですね。

ゲストティーチャーのみなさんには授業のために
さまざまな準備をしていただきました。
ご多忙のところ、ありがとうございました。



2013年10月24日木曜日

平成25年度2学期の学校公開が行われました

10月21日(月)、22日(火)は2学期の学校公開日でした。
桃五小の特色ある授業の様子をごらんいただいた保護者の方も
多かったことと思います。

21日には『いのちの教育月間』の取り組みとして、
 「人を思う気持ちの大切さ」と「命の大切さ」を感じ取り
自分なりに考えてほしいという願いから、
低学年と高学年それぞれの内容で
校長先生による読み聞かせ集会が行われました。

低学年は『いのちのまつり(ヌチヌクスージ)』



高学年は『わすれられないおくりもの』
校長先生の表現豊かな読み聞かせと、優しいBGMの中で、
児童はみな静かに話を聞いていました。
お話を聞いた後は、それぞれ教室に戻って、何を感じたか感想文を書きました。
(当日の資料は、児童を通じて各家庭に配布されます。)


今回の学校公開では、新しい取り組みも行われていました。
中休みを使っての『さいえんすタイム』です。
21日にはおやじの会、22日は中瀬中学校の先生にお手伝いいただきました。

階段などにポスターが掲示されていましたが、来校された方に気づいていただけたでしょうか?
空気の実験は大いに盛り上がりました!!

地下スペースには、夏休みの科学創意工夫展の入賞作品も展示されていました。
低学年から高学年までの力作が並んでいました

桃五小の子どもたちが、いろいろなことに興味を持って勉強してもらえるように・・・、
という先生方の願いがよく伝わってくる学校公開でした。
残念ながら今回来校できなかった保護者の方は、ぜひお子さんから
様子をお聞きになってくださいね。



2013年10月19日土曜日

だれもが関わり合えるように(4年・総合)

4年生は『手と心で読む』という、国語の教科書の中の資料を使って
「だれもがよりよく関わり合う」ということについて学習します。
その一環として、盲ろう者の方々にゲストティーチャーとして桃五小に来ていただき
日ごろの生活のことなどをうかがいました(10月11日金曜5,6時間目)。

盲ろう、とは、「目(視覚)と耳(聴覚)の両方に障がいをあわせもつ人」のことをいいます。
この障がいがあると、情報やコミュニケーション、移動などさまざまな場面で、
制限された不便な生活を強いられてしまいます。
周囲の人の支援やこの障がいについての理解が必要です。
盲ろう、と言っても、その機能の状態には個人差があり、
まったく見えない人、光は見える人、
補聴器をつければかろうじて音は聞こえる人、まったく聞こえない人などさまざまです。
触手話や指文字などは覚えるのが難しく、みなさん何年も勉強して覚えたそうです。





盲ろう者の方々(中央の男性2人)と、会話や外出を手伝ってくれる通訳介助者の方々。(左右の女性)



「子どもの頃は本を読むのが大好きだった」

「子どもの頃はソフトボールが得意だった」

 いらしてくださった盲ろう者のお二人は、いずれも子どもの頃は目が見えていて、
大人になり社会に出てからだんだんと目が見えなくなっていったそうです。
 仕事も出来なくなり、閉ざされた状況の中で、東京都盲ろう者友の会というところで
生活のための訓練を受けることができたり、
自分と同じような障がいのある人たちがいるということを知り、
仲間を作れるようになったとのことでした。

 授業の中では、点字ブロックの説明や点字を作るための道具、点字で書かれた本、
みんながふだん使っている製品の中で工夫されているものなどが紹介されました。

点字ブロックには「警告(左・点状)」と「誘導(右・線状)」の2種類あり、警告のところで停止します。ブロックの上に自転車などが置かれていると、うまく歩くことが出来ません。

みんながふだん飲んだり食べたりしているものの容器にも、点字やぎざぎざなどの工夫があると説明しています。

点字を打つための道具。

点字の本(左)と墨字の本(文字で書いてあるもの・右)の厚さくらべ。同じ内容でもこれだけ厚さが違います。

点字つきのルービックキューブでスゴ技も見せていただきました。

配られた指文字表を見ながら、自分の名前を表す
練習をしました。




授業の最後に、手と手でごあいさつ。その人によって手の大きさや肌の感触が違うので、手でごあいさつすることは大事なコミュニケーション手段です。


なかなかふだんの生活の中で障がいのある人を見かけない、
それはどういうことなのか、おうちでも、話し合ってみてくださいね。


なお、ゲストティーチャーとして来て下さった方々も出演されている
「知ってください 盲ろうについて」という動画もあります。
ぜひご家庭でごらんください。
(色の違うところをクリック・15分)








2013年10月8日火曜日

平成25年度の運動会が開催されました

本来は前日の5日の予定でしたが、あいにくの雨天となってしまったため、
1日遅れではありましたが、10月6日(日)に今年度の運動会が開催されました。

「希望に満ちた桃五小、失敗を成功に変える努力をしよう!」

が今年の運動会のテーマです。


このテーマが子どもたちにもちゃんと届いているようで、
かけっこで転んでも、踊りで振りを間違ってしまっても、
最後まで諦めずにやり遂げる姿勢がとても印象に残りました。

中でも、6年生にとっては小学校生活で最後の運動会でもあり、
その運動会で最後の団体演技となった組体操。
練習では2回しか成功しなかった6年生の全員ピラミッドも
本番では見事に成功し会場は大盛り上がりでした!

さすが最高学年!お見事!

いっぱい失敗したからこそ、そこからみんなで考え、工夫をして
成功に繋げたという体験は、今年のテーマを見事に体現しており、
今後にとっても良い経験になったのでないでしょうか。

また、どの競技種目でも、種目をやっている学年はもちろん、
周りで応援している他の学年の児童たち全員で、
「負けるな~、頑張れ~」
といつも以上に大きな声で応援をしてくれたおかげもあり、
大盛りあがりな運動会にすることができました!

かけっこも最後まで諦めずに走りきりました!

騎馬戦の大将戦では、ものいいがついて審判の先生方たちが
協議する一幕もあったほど激しいものとなりました。

今年も大きな事故もなく、スムーズに競技が進行し、大成功で運動会を
終えることができました。
いつも子どもたちをご指導いただいている校長先生はじめ先生方や
学校関係者の方々、本当にありがとうございました。
また、子どもたちが運動会に集中できるように入場者のチェックや警備を
していただいたPTAの方々、後片付けなど力仕事を引き受けていただいた
おやじの会の方々、運動会終了後のお疲れのところ残って芝生のメンテナンスを
していただいた芝生委員をはじめ芝生係りの保護者の方々、
そしてご協力いただいたすべての方々、本当に今日一日お疲れ様でした。